美富士食堂

美しい富士山のような肉野菜。
大盛りを越えるメガ盛りです。
「美富士食堂」の中華そばです。

滋賀県内において「量の多さ」を特徴とするラーメン店が増えてきました。

追加料金なしに麺の量を増やせる店。
野菜等の「マシマシ」ができる店。
さらには替え玉無料（何玉でも）の店まであります。

いわゆる「二郎系」と呼ばれる店が、はじまりでしょうか。

しかし忘れてはいけません。

滋賀には以前より他都道府県に誇れる「大盛りの聖地」と呼ばれる食堂があります。

大津市、膳所にある「美富士食堂」です。

何度もテレビで紹介され、東京や大阪から芸能人がレポートに来ます。

しかしなぜかこの「美富士食堂」。
カツ丼やカレーなど、ご飯ものの「大盛りぶり」を紹介されることは多いのですが、ラーメンがどうなのかは、よくわかりません。

本日こちらにレポートに来ましたのは、そこをあきらかにしたかったからです。

「大原食堂」、「とみや食堂」と続いて、大津の食堂シリーズ、第３段でもあります。

場所は京阪石坂線、膳所本町の駅前。

この場所に昔からあります。

近くに県立高校があります。
「高校時代に行った」という方も多いのでは？

緑と黄色のテントの屋根。ずっと前から同じです。



店内は４人がけのテーブルがたくさん並びます。
どのテーブルも中央に鉄板があります。
この店のルーツは、お好み焼き屋でしょうか？

壁に貼られたメニューの種類が大変多いです。

汁系中華は、中華そばとチャーシュー麺。

テーブルに座りますとメモ紙を渡されます。
ここに注文を書きます。

中華そば・５８０円（２０１３年１月４日）

「中華そば」と書いて渡しました。
水（お茶）は自分でくんできます。



来ました！
メガ盛りラーメン。



横からの写真です。
野菜の盛り具合を伝えるために必要です。

「中華そば」というメニュー名でしたが、麺＆スープに、チャーシューやメンマ、ネギが乗るオーソドックスな「中華そば」ではなく、炒め肉野菜を乗せたタンメン的なスタイルです。
その量が多い。

スープ
醤油味の中華スープ。
茶色くやや濁りのあるスープです。
炒めた具材のうまみがしっかり出ています。



麺
写真がブレボケで、すみません。
麺は太麺でストレートです。

中華麺というよりは、チャンポン麺のようです（九州系のチャンポン）。

量が多いので食べるのに時間がかかっても、太麺ですので伸びないから、いいですね。

もしかしたら作るのも長崎チャンポン風に、中華鍋ひとつで料理していらっしゃるのかもしれません。

トッピング
トッピングというか具です。
炒め肉野菜は、豚肉、キャベツ、モヤシ、ニンジン。
青ネギが散らされています。

他
今回美富士食堂のメガ盛り中華そばをいただきまして感じたことは「バランスがいいなあ～」ということです。

確かに量は多いのですが、麺・具・スープの調和がバツグンで、味わいを楽しみながらモグモグやっていたら、完食しました。

「大盛り」「大食い」というと、なにかと「挑戦」とか「行（ぎょう）」とか、悲壮感を伴ったりすることがありますが、こちらの店の「大盛り」は、食べていて安らぎを感じました。

うまかったです。

メニュー


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食べたスタッフの好み度：★★★★☆　３．９
食べたスタッフの満足度：★★★★☆　４．１

★営業時間
11：00頃～20：00

★定休日
不定休（１月1日から3日を除き無休）

★所在地
滋賀県大津市膳所2-8-6


★電話
077-522-8135

★公式webサイト