「この写真は、中国・四川発祥の料理、マーラータンです」
「四川料理の、タンタンメンじゃないんですか?」
「違うんです、中国の庶民の食堂の味、マーラータンなんです」。
本日のレポートは草津市の麻辣烫(マーラータン)のお店「麻辣屋 Shang Shang Tang (シャンシャンタン)」です。
場所は南草津、駅から湖側に徒歩10分程度のところです。
JR南草津駅の西側には高層マンションが建ち並び、しばらく行くと一戸建てが続くエリアとなります。歩道が整備され公園もあり、あか抜けた雰囲気の町並みです。
そんなミナクサにあるのが「麻辣屋 Shang Shang Tang」。
閑静な住宅街のなかのシックなお店。
前はフレンドマートです。
そんなに目立たないですが、存在感があります。
入口横の巨大な中華鍋が看板がわりです・・・この鍋は実際に料理にも使われます。
それで、「麻辣烫(マーラータン)」とはどういう料理か、お店のホームページによりますと、
「客が自由に選んだ具材を、店が激辛スープで調理して出してくれる」
というもの。いわゆる庶民の食堂の料理で、四川が発祥とのことです。
「麻辣烫」の文字には、
麻(ma:マー)=山椒のしびれる辛さ
辣(la:ラー)=唐辛子の辛さ
烫(tang:タン)=熱い・熱くすること
という意味がある、と書かれてありました。
その「マーラータン」に上海で出会われて感激した店主さんが、日本に帰国して開業した店が、「麻辣屋 Shang Shang Tang」ということです。
もともと「女性一人でも、気軽に入れる店をやりたいな」と思っていらっしゃったとのことでした。
注文は、本場中国の方法と同じです。
まず、「麺あり」か「麺なし」を選びます。
「麺あり」は「お好きな具材3品+麺(春雨)」で650円。
麺はフォー、ビーフン、ラーメンも選べます(+50円)。
一方「麺なし」は「お好きな具材5品の具だくさんスープ」で700円。
麺の有無を決めたら、次は「具」の選択。
入ってすぐに冷蔵ショーケースがあり、本日のトッピングが並びます。
トレーとトングで、気に入ったトッピングをチョイス。
最後に辛さ(0~4辛)を選びます。
0辛は、まったく辛くない白湯スープ。
4辛が激辛で、お勧めは3辛とのこと。
さて私のチョイスですが、「滋賀のラーメン」のレポーターですから、もちろん麺ありで、麺はラーメンで行きます。春雨も魅力的なんですけどね。
具は、豚肉、キクラゲ、野菜をチョイス。やっぱり、ラーメンのトッピング的なものを、選んでしまいました。しかし、めったにラーメンには乗らないような、お鍋の具材的なものも多いので、もっと自由に選んでみても良かったかもしれません。
具は「新ネタ」が随時追加されているようです。
辛さは、お勧めの3辛でオーダー。
以上を伝えて席に案内され、調理されるのを待ちます。
店内は、家族客、女性グループ、お一人様と、皆さん気軽なフンイキです。
壁に「隣の人間国宝さん」のシールがありました。
麺ありマーラータン(ラーメン)・700円(2012年6月1日)
煮込み料理ですから、上に具が並ぶラーメン的な外観はありません。
スープ
唐辛子に中国山椒の風味が効いて、確かに辛いです・・・(@_@;)
ホームページ情報では、スープは中国山椒と四川唐辛子の他に、八角・桂皮・小茴香・肉果などの漢方スパイスを、約20種類使用して完全手作りとのことです。
店がお休みの時に例の巨大中華鍋で「砕いたスパイスを、味と効能が染み出る順番とタイミングで中華鍋に入れ、かき混ぜて」作っているそうです。
麺
麺はラーメンを選びましたが、ストレートで中細麺でした。
煮込まれている割には延びることなく、食べごたえのある食感です。
量もしっかりありました。
トッピング
選んだ「豚肉、キクラゲ、野菜」の他、様々な具材が選べます。
他
麺が4種類。具の種類も多いので、毎日通っても毎回違うマーラータンが食べられますね。
「麻辣」の世界は、奥が深そうです。
セットにすると、点心や飲茶がつきます。
メニュー
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食べたスタッフの好み度:★★★★☆ 4.0
食べたスタッフの満足度:★★★☆☆ 3.9
★営業時間
昼:11:30~16:00(15:30 ラストオーダー)
夜:18:00~22:00(21:30 ラストオーダー)
★定休日
毎週月曜日(祝日でもお休み)
第3火曜日
★所在地
滋賀県草津市南草津5-2-8 レッド&ブルー1F
★電話
077-562-7267
★公式webサイト
http://ssttop.shiga-saku.net/
http://shangshangtang.shiga-saku.net/
ホームページは、滋賀咲くブログをご利用ですネ。
ありがとうございます。