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しがまにあ

2012年09月18日

横浜家系らーめん 秀吉家

横浜家系らーめん 秀吉家
「左に巨大な海苔3枚、右にホウレンソウ・・・。家系の証(あかし)です」。


守山にラーメン店の開店が続きます。
本日のレポートは、守山駅の東側にできました「横浜家系らーめん 秀吉家(しゅうきちや)」です。

「横浜家系」は、本年5月にレポートしました「山村家」(栗東市)に続いて、滋賀県2店めです。

横浜に住んでいたことがあり、家系ファンだった人(実は私もです)には、家系ラーメン店が滋賀にできてくれることは大歓迎です。でも関西の方には、「横浜家系って何?」という感じですよね。

ですからここで「横浜家系ラーメン」について少し説明します。「山村家」のレポートを読まれた方には繰り返しになりますが、コピペではないので安心してくださいね。
(当ブログでは、読者の皆様の安心を考えてコピー&ペーストは一切使用していません。用いる表現はすべて自家製の手打ち文です。自然体の味わいをお楽しみください。 (^_^) )

すみません。

で、「横浜家系」なんですが、元祖は神奈川県横浜市、根岸線の新杉田駅にあった「吉村家」です。「吉村家」は後に横浜駅前の繁華街に移転しますが、発祥の地・新杉田は工業地帯でした。

そんな働く人々の街で出されていた、独特なこってりラーメンが、次第に人気になります。

その後、その店で修行したお弟子さんたちが次々に同様なラーメン店を開店し、広まっていったのが「家系」です。店名を「何々家」と「屋」ではなく「家」としていたので「家系」と呼ばれるようになりました。

ラーメンの特徴は、超こってりな豚骨スープに太い麺、巨大な海苔とホウレンソウがトッピングされるのがお約束。味の好み(麺のかたさ、脂の量、味の濃さ)を自由に調節してもらえること、テーブルに、おろしニンニク、おろしショウガ、豆板醤が置いてあって自由に入れられることなど、決められているわけではないのでしょうが、どの店でも共通している一種の「家系のお約束」があります。

横浜家系らーめん 秀吉家

さて、滋賀県「家系」第2弾の秀吉家。
守山駅から歩いて10分もかからないところに店はあります。

西日に照らされたお店、独特の書体の看板が目立ちます。

店内はカウンターと奥に小さなテーブル。
厨房の中は、若い店主がラーメンを作り、そのご両親と思われる年配の男女が手伝っています。

ラーメン(1玉)・650円(2012年9月12日)

店に入ったら座る前に券売機でチケットを購入(前払いの券売機式も家系では多いです)。
席についたらカウンターに置きます。
このとき、味の濃さ(あじこめ、ふつう、うすあじ)、あぶらの量(多め、普通、少なめ)、麺のゆでかげん(かため、ふつう、やわらかめ)を伝えます。

カウンターに置かれた、おろしニンニクなどを確認しながら待ちます。

横浜家系らーめん 秀吉家

うまそ~。
この青い丼も、いかにも家系・・・。

スープ
濃厚な豚骨スープは、脂が上に膜を張るほどのこってりです。
これぞ家系・・・懐かしい。
豚骨の臭みはありません。

塩分は「ふつう」で頼んだのですがレポーターには少し濃いめに感じました。

スープは、それほど熱々ではありません。まあ、これも家系ではありかな。

自由に入れられるトッピングで、さらに味をお好みにできます。
レポーターのお気に入りは、豆板醤とおろしショウガです。
(豆板醤には味がついていますから今度は「うすあじ」にするかな~)。
また、海苔をスープに沈めて溶かして食べると味に変化が出ます。

横浜家系らーめん 秀吉家


極太の麺は、わずかに縮れありですがほぼストレート。
麺が太くて重くて、上の「麺上げ写真」を撮るのに苦労しました。
ちょっともっさりした感じで噛んで食べる感覚です。
弾力感を求めるなら、固め指定がいいかもしれません。

トッピング
大きな海苔が3枚。海苔は麺を巻いて食べるのもグーです。
ご飯を頼んだときはスープを吸わせてから、オン・ザ・ライスで・・・、とお役立ちトッピング。

チャーシューとホウレンソウ、ネギ。
チャーシューは通常のものが1枚と、刻んだものが入ります。

この海苔なんですが、今回の秀吉家のようにラーメンの上に横向けに乗せる店と、山村家のようにラーメン鉢の縁に縦に刺し入れる店とがあります。滋賀の2店は偶然、別のスタイルになりました。


有料トッピングに、キャベツがあります。
キャベツをラーメンに入れるのも家系ならではです。
スープが濃厚なんで野菜を入れても負けないんですね。


メニュー
横浜家系らーめん 秀吉家
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食べたスタッフの好み度:★★★☆☆ 3.8
食べたスタッフの満足度:★★★★☆ 3.9


★営業時間
月~土 11:30~14:00 17:00~0:00
日祝  11:30~20:00

★定休日
不定休

★所在地
滋賀県守山市勝部五丁目3-38


★電話
077-583-2002

★公式webサイト




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Posted by ラーメン管理人 at 20:16 │守山市
この記事へのコメント
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120914/CK2012091402000215.html
吉原騎手 兄と夢追う 故郷・滋賀にラーメン店開店

中日新聞に上記の記事がありました。
問題があるようならば、このコメントは破棄してください。
Posted by ななし at 2012年09月19日 20:52
ななし さま。コメントありがとうございます。

こちらのお店の開店の裏話が、とても良くわかりました。
ありがとうございました。

当ブログは店主さんの人間背景などを避けているわけではないです。
聞いていないことは書いていないだけなんです。 (^_^;)

ラーメンの感想もよろしくお願いしますネ。
Posted by 第一郎 at 2012年09月19日 21:34
行ってきましたか。

私も、次に取材する店が終わり次第(夜勤明け)ここに行こうかと思います。

値段もリーズナブルだし、家系らーめんてのが気になるし。最近は、守山が激戦区になりつつある事は嬉しいですね。

この店・・・吉原騎手だけでなく、とある情報によると本上まなみさんからも花が届いたそうですよ。
Posted by どら君 at 2012年09月20日 20:19
どら君 さま。コメントありがとうございます。
いつもお世話になります。

そうなんですよ、こちらのお店「有名人ネタ」的話題もいっぱいなんですよね。検索するとご存じの方がブログアップしていらっしゃるのがヒットするんで、「へえ~」ですよね。

でもその話題だけでなく、ひとつのカテゴリーのラーメンをきちんと提供していらっしゃるお店として、逆にまたその「有名人ネタ」がきっかけで滋賀に「家系」が広まっていく事になれば、それもまた2012年の滋賀のラーメン界のトピックスです。
Posted by 第一郎 at 2012年09月20日 21:16
いつも確認させて頂いてます。
滋賀に家系という事で、すぐに食べに行きました。
まさかの、私の好きな家系の味でした。
東京で壱六家の味に見せられ、食べまくりました。
こちらでは名古屋まで家系を食べに行っていたのですが
こんな所であの家系の味が、、
滋賀でこの味が出せるこの店に感動しました。
また行きます。
Posted by g1 at 2012年09月26日 18:44
g1 さま。コメントありがとうございます。
g1 さんも関東生活経験者ですか? 磯子区民でしたので私も「壱六家」は行きましたよ。家系でも評価が高い方ですよね。

滋賀県内で気が向いた時に家系体験しに行けることになったのは、本当にラッキーなことだと思います。
Posted by 第一郎 at 2012年09月27日 16:19

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