昔ながらの黒い醤油スープの一杯。
こんなラーメンを見るとホッとしますね。

場所は大津市石山にある「大原食堂」です。
読者の方からのメールで情報を得ました。
いつもありがとうございます。

この大原食堂は、営業時間が夕方から深夜までであることや、メニューのラインナップからすると、基本は居酒屋さんでしょう。

しかし入り口にかかる暖簾（のれん）には、しっかりと「中華そば」と書かれています。
ラーメンのクオリティが期待されます。



店の前は狭い路地。


（昼間は、こんな感じです）。

中華そば・６００円（２０１２年１１月２８日）

ラーメンのメニューは「中華そば」のほか「カレーラーメン」「スープ焼きそば」があります。
（「スープ焼きそば」って、あの「スープ焼きそば」？）

本日のレポートは「中華そば」です。



スープ
安心の鶏ガラ中華スープ。
あっさり系ですが、和風素材のコクが味に深みを与えています。
うまいです。



麺
細麺でストレート。
ゆで加減はちょうどいいです。
この麺はいいですね、食感が楽しいです。

トッピング
チャーシュー、メンマ、ネギ。
チャーシューは、口中でとろける柔らかい味わい。
メンマは甘めに炊かれていて、味に変化を与えています。

他
それにしても「スープ焼きそば」っていうのが気になります。

日本各地には様々な麺料理があります。

栃木県に「ソース焼きそば」を「醤油スープ」に入れる「スープ焼きそば」という料理があるんです。

ラーメンの醤油スープの味も、焼きそばのソース味も、どちらの味も味わえる、うまくて不思議な食べ物・・・と聞きます。実はレポーターは「スープ焼きそば」を食べたことはないのです。
一度食べてみたい・・・(^^)

そのままで完成したひとつの麺料理「ソース焼きそば」を、汁に浸す食べ方は、青森県にもあります。こちらは「黒石つゆやきそば」といい、そばつゆをかけます。
「つゆやきそば」も食べたことありません。　　(^_^;)



話を「大原食堂」に戻します。

なぜか関東の離れた二つの県で食べられている「スープ焼きそば」＆「つゆやきそば」。
焼きそばと、ラーメン・そばの「いいとこ取り」のような食べ方・・・。

その「スープ焼きそば」と同じネーミングのメニューが、滋賀県の「大原食堂」にあるのです。これはもしかしたら、ニュースですよ。

私の知る限りでは、滋賀県内で「スープ焼きそば」or「つゆやきそば」を提供している店はありません。

先日ケンミンＳＨＯＷで「北海道民は天ぷらラーメンが大好き！　へぇ～」なんてやってました。
「天ぷらラーメン」は滋賀県内、彦根の「ミツワ食堂」や「まるいし食堂」で食べられます。
「へぇ～」って言うほどのことはありません。

しかし「スープ焼きそば」は、見ませんね～。
もしかしたら「大原食堂」は、滋賀県内唯一の「スープ焼きそば」提供店ではないでしょうか？

気になります。

行きます。

再訪、再レポートです。


スープ焼きそば・６５０円（２０１２年１２月１１日）



スープ
お皿に盛られて出てきました、大原食堂の「スープ焼きそば」。

醤油スープではありませんでした。

汁がたっぷりですが、醤油ではなくソースのスープです。
ソース焼きそばの汁多め・・・という感じです。「そうだったのかあ～」。

「違う」と言ってはいけませんね。

大原食堂のスープ焼きそばは、これなんです。了解しました。「いただきます」。



麺
麺は「中華そば」のものと同じですね。
細めのシャープな茹であがりの麺です。

もっちり麺の焼きそばのように、ソースを麺の表面に吸着しません。

ですからソースの海に麺がダイブ、それが「大原食堂のスープ焼きそば」なんですね。

トッピング
トッピング、具。
まず具は、シメジ、モヤシ、キャベツ、肉。麺とからまります。
トッピングは、青ネギ、切りのり、かつお節が踊ります。



メニュー

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食べたスタッフの好み度：★★★★☆　３．８
食べたスタッフの満足度：★★★☆☆　３．７

★営業時間
PM6:00 ～ AM4:00

★定休日
日曜日

★所在地
滋賀県大津市松原町6-10


★電話
090-1916-2535

★公式webサイト